q-BOOK

内容は、ないよう。

あんがー

お風呂から上がりまして、髪を乾かそうとしておりまして、
ドライヤーの前にいつも使っている髪用の美容液のボトルが行方不明ということに気付きまして、
それなら前いただいた1回分使いきりのサンプルのほうを使おうと思いまして、
ぴりぴりと封を破いて手に中身をにゅうっと出したところで初めて気付きました。
それは美容液ではなく、さらに上等な(値段の)シャンプーのサンプルだったということ。
ああ・・・なんてもったいないことを・・・。
きしゃー!、と、声でも上げてやろうかと思いましたが、
もう深夜ですし、熱を出してダウンしている夫もおりますし、
大人の分別というものも少々ですが持ち合わせておりますので、それは控えました。
だけれども、
シャンプーをのせた手のひらを開いたまま洗面所へ行き、洗い流す時の悲しさと言ったら。
ほのかな甘い香りを鼻先に残し、哀れで美しい細かな泡々はするすると、
ほの暗くうら寂しい音を残し、排水口へと吸い込まれていきました。
ああもう、何やってんだか。
ちょっとでも気をつければ、すぐ気付くことだ。
そこにはしっかり、シャンプー、と書いてあること。(美容液のサンプルとは色も違うし)
注意力が散漫になっているようなので、気を引き締め直そうと思います。