q-BOOK

内容は、ないよう。

ゆうべ、ドライヤーをかけていたら、部屋の電気がすべて落ちた。
テレビも、電灯も、こたつも、エアコンも、全部。*1
暗闇の中を歩いて、玄関にあるリミッター?を上げに行く。
ぴぴぴぴぴ、と音がして、暗かった部屋が一気に明るくなる。*2
ふう、良かった。
まあそれは、うちでは良くあることなんですけど、
部屋を暖かくしてないと朝起きれないかも*3、と思って、
寝る前にエアコンのリモコンを探したんです。
そしたらね、近くに無くって。
使って、あちこちに置いて、
そのまま放っておくからこういうことになるのであって。
そう思ってきはらんに聞こうとするも、
もう彼はぐっすりと眠ってしまっていてすでに夢の中、何の返事も返ってこない。
しょうがないなあ、と思ってしばらく自力で探す。
でもこの、探す、という行為はかなりの忍耐力と労力を使うものです。
私は生憎、どちらの力ともにも非力な、しがないちっぽけな女です。
なので。
気持ち良さそうに寝ているきはらんにもっかい、聞いてみる。
と。
毛布にくるまったまま、なんだかごにょごにょと言っている夫。
え?何?何処って??、と聞き返す。
ロウソクの・・・上・・・、ときはらん。
・・・
へ?ろうそく??
・・・
意味が分からず、状況も把握できず、しばし固まる私。
何を言ってるんだこの人は、と思っていると、続けざまに、
サンドイッチも・・・おいしいよー・・・、と、またきはらん。
・・・
ロウソク?
サンドイッチ??
いったい何の夢っ!!??
・・・
・・・
・・・
結局リモコンは、見つかりませんでした。
彼があのとき何の夢を見ていたのかも、今となっては謎のままです。
ロウソクとサンドイッチが一度に出てくるシチュエーションなんて、
そうそう無いと思うのだけど。
(しかも私にサンドイッチをすすめてたなあ・・・)
仕事から帰ってきたらまた聞いてみようか。
きっと忘れてるだろうけど。

*1:て言ってもそのくらいだけど

*2:て言っても一部屋だけど

*3:きはらんが