q-BOOK

内容は、ないよう。

大人になんか

なってやるもんか、
って唾でも吐いて言い切れればいいけど、
いくらなんでももうそういうわけには行きませぬ。
(そんなこと言い切る自信も信念もありませぬ)
体や肌や髪や脳みそだけが正直に歳を取っていくという事実。
実感として感じてしまってやるせなくなる瞬間。
子供だった時間や少女だった時を、もっともっと大切にすれば良かった。
わたしの見た目が幼く見えるのは、きっと心が幼稚だからだ。
流れる時間についてってなくて焦る。
周りの友達についてってなくて焦る。
逃げ込む場所ばかり求めている自分に焦る。
こんなんで、これからの人生、生き抜いていけるのだろうか。
何か困難が起こった時にも、正面から、向き合えるのだろうか。
あまりにも甘くてぬるい自分が、心配で仕方ありません。