q-BOOK

内容は、ないよう。

大きな古い学校で迷子になる夢を見た。
私の夢には何度も出てくるお馴染みの学校だ。
すごく立派で、大きな学校。すごく古くて、もちろん木造。
廊下や階段は黒光りしていて、歩くとミシミシと音を立てた。
ものすごく広い敷地には草の生い茂る裏庭や車のいっぱい止まっている中庭などがある。
私たちのクラスは、なぜか学校の敷地の外に停めたバスの中で5限の授業を受けていて、
私は次の6限の授業のノートを教室に忘れたので学校の中へ取りに行った。
ついでにおやつも買っていこうと思って、
いつも使わないような通り道を選んだのが最後、帰り道が分からなくなってしまったのだ。
泣きたくなりながら、用務員のおじさんや警備員のおじさんに、
私たちのバスが停まっている『一番1』の出口の場所を聞く。
『あっちに行くといいよ』とか『あの人に聞くといいよ』とか、
教えてもらいながらも、また迷う。
これが本当に怖くて心細いのだ。
なんていうか、誰もいない昼下がりの教室、昔の作りのトイレ、草ぼうぼうの裏庭、
(トイレは、今回は登場しなかったけど、いつもは動き出したりするのだ!)
そんなもののすべてが私を不安にさせた。
・・・
そのあとも大きなカエルに化かされてムカついたりしながらも、
結局最後はクラスの仲間たちに探し出してもらえて大感動の再会だった。
オレンジレンジの曲が掛かっていて、みんな大泣きしていて、
 私ひとりが『なんでこんなに盛り上がってるんだろう』と思っていた)
いちおうハッピーエンドで終わったので良かったけど、
オールカラーだったし、やけにくっきりハッキリした夢だった。
夢って潜在意識がどうたらこうたら、とか言うけど、
今日の夢は一大巨編だったので、なんだか判定(?)のし甲斐がありそうだ。