q-BOOK

内容は、ないよう。

福岡へ行く

夕暮れになるとね、ここ、滑走路みたいなんだよ。

むかし、私に教えてくれた人がいた。

都市高速を通るたびに思い出す。苦くて痛い、でも大切な記憶。

・・・


きはらんと福岡に行った。

Do As Infinityのコンサート。



11時に家を出て、まずトヨタできはらんの用事を済ます。

コンビニに寄ったりして下道をのんびり走り、

17時、福岡に到着。


会場の外に並んで待っていると、頭上を飛行機が飛んでいった。

低い。

空港が近くにあるので、迫力があって見とれてしまう。

実際には怖いから乗りたくないけど、

飛行機を見たり飛行場に行ったりするのはすごく好きだ。


18時半、コンサート開始。

今回のアルバムからまんべんなくと、ベスト盤的な昔の曲の取り合わせ。

かっこ悪いけど、感動してちょっと泣いてしまい、きはらんにつつかれる。

もともと、私はDAIを聴いたことがなかった。

きはらんが好きで、一緒に聴いていてハマッてしまったのだ。

昔々、プレイガイドの仕事をしていたとき、きはらんにチケットを取ってあげた。

あのころは自分もDAIの曲に感動して泣くようになるなんて思いもしなかった。



『頑張れ・負けるな』とか『ラブ&ピース』的な歌をうたう人は、

基本的に信用できないのだが、伴ちゃんが歌うと、すごく心に響く。

同い年で、彼女の書く詞にも共感できるし、だからこそ泣いてしまうんだろう。



21時、コンサート終了。

大分へ帰る。

楽しかったね。また来ようね。

今度はもっとゆっくりしたいね。

テープ(CDは壊れています)を聴きながら鼻歌を歌ったりして帰る。

きはらんはとてもゆっくりと運転する人で、

そのくせスポーツカーに乗っているものだから、意味もなくあおられたりする。

でもマイペース。

いつもはしないような話をして、心が温まる。

私は、車の中でする会話が好きだ。



25時半、帰宅。

ふう。疲れたあ。

ゴンにただいまを言い、薬をあげる。



腰が悪いのに往復ずっと運転してくれたきはらん。

(私はゴールド免許なのだがペーパードライバーだし、

 きはらんの車はミッションなので運転できず・・・)

いつもありがとう。わがままばっかりですが、感謝しています。

いつか恩返しをしなければ。



『泣き虫だけれど 涙でこの街 すきとおって見える』

Week!

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