q-BOOK

内容は、ないよう。

今日、仕事場で罪を犯した。

これ以上おこられるのが嫌だったのだ。

何気ない顔でそれを行い、何気ない顔で『お疲れ様です』と上がった。


小心者なので、内心はずっとビクビクしていた。

一晩たって、22日午前現在、まだ胃がきしきしと痛む。


ことが発覚する確率は、2分の1だ。


さらりと正直に店長に申し出て、『すみません』と言ってしまえば良かった。

いまさら後悔しても遅いのは分かっているが、

これからどうしたらいいのかを、ずっと考えている。


今朝思い切ってきはらんに打ち明けた。

きはらんは、『もうしらばっくれるしかねえな』と言った。

『してしまって後悔するのなら、二度とするな』と言った。


そのとおり。


とっさにしてしまったこととは言え、

悪いことには違いない。

責任はすべて自分にある。


自分の弱さ・醜さを改めて思い知ってしまった。


あのときのお客さん、すみません。