q-BOOK

内容は、ないよう。

わたしには歳の6つ離れた妹がいるのだけど、
その妹がゆうべ、睡眠薬を大量に飲んで救急車で病院に運ばれたそうです。
家で飲んで、起こしても起きないから、
お父さんがびっくりして、思わず119番したらしい。
家や病院に警察も来たと言っていた。
もう正直、分からない。
繰り返しだもん。
もうほんと、分からない。
大体、恋愛とお金が自分の思い通りにならないと、
あの子はそういう状態になる。
病院にも通わせているのだけど、
心のことって、目に見えないから、どこまで信じていいのか分からない。
誰の言葉を信じていいのか分からない。
今回のことみたいに、薬をたくさん飲んで昏睡することも、
自傷行為だって数え切れないほどしているし、*1
車が一台廃車になるほどの自損事故ももう3〜4回は起こしている。
わたしは離れているからそこまででもないけど、
両親の気苦労、経済的な負担はどれほどか。
だからもう、好きなようにすればいい、と思ったりもする。
もう、本気でそうしたいのなら、わたしは止めない。
だってほんとに、繰り返しているだけの人生だ。
治したい、治りたい、と本当に、思っているの?と思うような日常だ。
最近はまだ、明るいうちから焼酎を飲む生活だったようだ。
それでも日頃、
起きて『おはよう』とか、ごはんを食べて『おいしい』とか、
言える子だったらまだいい。
普通にすればいいの、というと、普通って何?、と食ってかかられる。
諭すようなことを言おうものなら、おねえちゃんはいい子だからね、と言う。
わたしなんか、全然いい子でもなんでもないよ、と答えると、
わたしなんか生まれてこなければ良かったんだ、と言って、
車でガードレールに突っ込んだりするのだ。
わたしたちがあの子に願うことは、
ほんとに些細な、ちょっとしたことなのに、
なんでそれが出来ないの、と思って歯がゆくなる。頭にくる。
もうなんか・・・どうしたらよいのか分からないし、
正直なことを言うと妹のことはもう考えたくない。
でもこういう感情ってたぶん、身内だからこそなんだろうなとも思ったりする。
逃げられないのだ、家族だから。
考えたくないけど、私たち家族にも原因はきっと、あるのだ。
イヤだけど、歯がゆいけど、見ないふりは出来るけど、
それじゃほんとに何も変わらない。
ちょっとずつちょっとずつ、期待せずに、ちょっとずつ、だ。
言い方は良くないし、こんなこと言ったらいけないと思うけど、
もうこういうのにも慣れました。
取り乱しもしない。ただ頭にくるだけ。*2
それだけが救いです。

*1:もはや日常茶飯事です

*2:今回は運ばれた時に昏睡状態だったのでさすがに心配になって何度も電話しましたが