q-BOOK

内容は、ないよう。

昨日は、信じられないような光景を目にした日だった。
きはらんが徹夜で仕事だったので、ひとりでテレビをずうっと観ていた。
寝るときも、電気は消したけどテレビはつけたまま寝た。
今、何が起きているのか、みんなどんな顔をしているのか、
全部見たくて知りたくて、
今日仕事から帰ってからも、只々ずうっと、テレビを観ていた。
ら、
徹夜明けで寝ていて、起き出してきたきはらんに”もう限界”と、
HDDに録画していたドラマに替えられてしまった。
ので、パソコンを立ち上げて、関連記事をあちこち拾い読みしている。
いつもタバコを買ってくれるお客さんに、東北のなまりのあるおじちゃんがいて、*1
その人は青森出身の方なのだけど、今日も買いに来てくれたので、
おうちのほう、ご親戚は大丈夫でしたか?、と聞くと、
うん、家とかはね、全然大丈夫だったみたい、
でも全部停電してるから、電気ストーブとか使えないんだって、
と教えてくれた。
ありがとね、心配かけてごめんね、とおじちゃんは言った。
なんだか、おじちゃんのご家族が無事だったと聞いて、
とても安心して、そして胸がいっぱいになった。
そのおじちゃんとは違う、知り合いのご親戚も無事だということで、
そのことでも、ほんとうによかった、と思った。
本当に大変なのはこれからなのかも知れないけど・・・
とりあえず、体が無事で、よかった。
被災地に、実際の親戚がいるわけでもない私でこんな風なのだから、
実家や家族や、大事な人がいる人の心配や不安はどれほどだろうか。
そして実際、被災した人たちの心境は・・・?
自分がもし、あの場所にいたら・・・?
テレビで見た、大きな被害が出ている土地では、雪が降っていた。
インタビューに答えるおじさんの目には、涙がたまっていた。
被害がこれ以上拡大しませんように、
救助する人、自衛隊の人、そして何より被災された方、本当に頑張ってください。

*1:独特のなまりも手伝って、とても物腰柔らかく、性格の優しさが言葉の端々にあらわれる、素敵なおじちゃんなのだ