q-BOOK

内容は、ないよう。

ふたりめ

昨日夕方、お店に友達が来た。
短大の時の同級生なのだけど、家が近所なのだ。
彼女には1歳半ほどの男の子がいて、よく一緒に来てくれる。
だけど、最近姿を見ないな、と思っていたら、今度二人目が生まれるらしい。
5月。緑の芽吹く、良い季節だ。
わー、おめでとう、と言いながらも、やっぱりどこかで、胸は痛む。
子供はいいよ、qちゃんもがんばれー、と笑顔で言ってもらうたび、
小さくちくんと刺される感じがする。
正直、妊娠に失敗した頃よりも、
時間が経つにつれてだんだんその傾向が強くなっている気がして、
自分が情けなくなるというか、自分が醜い人間に思えるというか、
わたしこんなんでいいのか、という思いも強くなっている。
かと言って、焦ったところでどうなるようなことではないので、
なんとも対処法が見つからなくて、また苦しくなる。
もう歳が歳だけに、周りにはみんな、子供がいて当たり前になってきた。
わたしもいいかげん慣れないといけないのだけど。
なかなかです。