q-BOOK

内容は、ないよう。

ブー

車のクラクションて、そうそう鳴らすことないのだけど、*1
今日はたまたま手が触れて、鳴らしてしまいました。
信号でね、待ってたんです。
土手沿いの道から本通りに出る地点、
けっこう渋滞してて、一度にみんな行けないので、
並んでからそれこそ三度目か四度目かの赤信号です。
で、青に変わったので左折しようとハンドルを切る。
横断歩道のある、しかも交通量の多い交差点だったので、
歩行者と自転車の人が5〜6人、わたしが発進したのと同時に歩みを進める。
まあわたしは車なので普通に、待つ。
大体みんなが横断歩道の半分くらいまで進んだくらいで、
そろそろいいかしら?、とブレーキをゆるめ、ハンドルを戻す。
と、その、戻す工程でなぜか、
手のひらがハンドルの真ん中を押すような格好になってしまって、
ブー、とクラクションが鳴らされてしまったのだ。
集団のいちばん最後のほうを、
携帯で話しながら歩いていた女の子が、何?、という風に振り返る。
ああ、ゴメンゴメン、違うんです、と思ったけどきっとそれは彼女には届かず。
わたしが彼女の立場でもたぶん、何?、ってなってると思う。
『早く行ってよ』って言われてるみたいで、あんまり印象のよいものではないもんね。
わたしもたまに鳴らされることあるし、周りで鳴ってるのを聞くこともある。
鳴らされるようなことはしてないと思う(うん、思う)し、
何よーもう、とか思って良い気はしないんだけど、
そういう時ってもしかしたら、こういう状況なのかも知れないね。
鳴らしたくないのに、鳴っちゃいました、ごめんね、っていう。
そう思うようにしたら、運転中にイラッとすることも少なくなっていいかも知れない。
ものは考えようだなあと、きれいな夕焼けを背に改めて思った夕暮れ時でした。

*1:ていうか故意に鳴らした記憶がない