q-BOOK

内容は、ないよう。

シャワーを浴びて

あわあわで体を洗いながら考えた。
今のわたしはちくわみたいなものかも知れない。
体の真ん中に芯が無い。
そんなんじゃ、愛してくれるのはしし丸だけだ。(好きだけど)
伝わらないのは、まだまだ、まだ弱いから。
ぜんぜん、足りないから。
私は、世間の厳しい部分をまったく知らない。
だから、現実を直視するのはキツイ。
根性が無いので、キツイと逃げたくなる。
出来ることなら、ふわふわした甘い世界の中にずっと埋もれていたい。
それが、私の心の奥に隠してある、ホントの本当の願いだ。
でもそういうわけにも行かないのだろう。
前を向いていかなね。
しっかりしなきゃ。
きゅうりみたいなのでも、ごぼうみたいなのでも構わない。
ふよふよと倒れてしまわないように、まっすぐに1本、
心の真ん中に芯が欲しいです。