q-BOOK

内容は、ないよう。

お茶

午前10時半、試験が終わって、友達をおうちまで送ってあげた。
こないだの『もちより会』にも一緒に参加した友達だ。
友達といっても、私よりも3つ上のおねえさんだ。
当然、学校で初めて出会ったのだけど、
実は私のかかりつけの眼科に12年(!)も勤めていた看護婦さんなので、
しかも私が前働いていた雑貨屋の常連さんだったそうなので、
知らない間にきっと、会ってはいたのだと思う。
(最近、世界が、不思議に丸くて小さいような気がする)
美人なのに気取りのない、ホントに気さくなとても可愛い人です。
送ってあげる車中、qちゃんこのあとの予定は?というので、
特にないです、と答えると、お茶でもどう?、とおうちへ誘ってくれた。
わーい、行きます、と即答した私。
案内されたそこは、
東洋ホテルの真裏の、9階立てのきれいなマンションでした。
部屋は、和室とリビング、寝室、対面式のキッチン。
9階立ての9階なので、見晴らしも良くて、日当たりも良好で、しかも静か。
ベランダから、ホテルの式場のチャペルがよーく見えるという。
だんなさんが、ちょっと神経質な感じのキレイ好きということで、
おうちもすごく、シンプルで、物があまりなくて、でもかなり素敵だった。
置いてあるひとつひとつのものが、すごく慎重に丁寧に選ばれている感じ。
友達は、あたしはもうちょっと色があるほうが落ち着くんよねー、
とこぼしていたけど、
食卓テーブルの上の白い照明とか、ひのきのアロマオイルとか、
お茶(アップルティーとペパーミントティーをご馳走になりました)
をこぽこぽ淹れてくれたウエッジウッドのポットとかノリタケカップとか。
うーん。
そこはかとなく、かつ、
彼女のキャラクターもあるのだろうけど、さりげなく。
洒落とったーん。
カメラカメラ、と騒いでいたら笑われた。
(もちろん持ってなかったんですけどね)
いろんな、かつ時折ディープな話をして、
お昼までご馳走になって、結局3時間ほどお邪魔してました。
楽しかったー。
またお邪魔しますねー、と手をふってエレベーターに乗る。
ひとりひとりは知ってても、
人がいっぱいいるところ(例えば学校の飲み会とか)は苦手なんですけど、
こういうお付き合いはとても好きです。