q-BOOK

内容は、ないよう。

抜け道

今夜はきはらんと妹と、焼肉を食べた。
そこのお店が、いわゆる、私たちの『庭』ではない地域だったので、
帰りは、きはらんにくっついて車を走らす。
抜け道、わき道、けもの道。
こんな道あったんや、とか、こんなとこ通れるんや、というところを、
大きな車できはらんはすいすい走って行く。
最後は、全然予想だにしなかったところ(おなじみの道)に出た。
あー、こんなとこに出るんだー、と感心しきりの私。
(妹は、助手席で寝ていました)
・・・
すごい。
ホント、道を知ってるよね。
きっと私が、世界の果てのどんな迷宮にいようと、
きはらんはハヤテのように現れて、私を救い出してくれるに違いない、と、
赤く灯ったセリカのテイルランプを見ながら思う夜でした。