q-BOOK

内容は、ないよう。

おわ

足がちりちりする。
ちりちりちりちりちりちりちり。
という細かなリズムが、
じーんじーんじーんじーん、というベースラインに乗って、
ラムネの泡みたいにしゅわしゅわしている。
・・・
しばらく立ち上がれないとみた。
そんなに長い間座ってないのに。
さて、どうしよう。
目的地はベッドです。
このままうしろに寝っころがってみようかな。
転がった状態のままごろごろとベッドの下まで行って、
一気によじ登ってしまおうか。
・・・
とか考えていたら、
ちりちりは消えて行った。
ちちち、と小さい刺激はまだあるけど、
じーんじーん、はまったくなくなりました。
ちちち、も明らかにフェイドアウトして行っているような。
・・・
・・・
しーん。
お、治った。
どうにか立ち上がれそうです。
なんだったんだ。