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内容は、ないよう。

ベビーフード

赤ちゃんメダカに、エサをあげてみた。
まだ早いかな、とも思ったのだが、
もしかしたらそろそろおなかすいてるかもな、
と思ったのであげてみた。
常備している『ひかりパピィ』を、
手のひらに出し、指先でほんの少しつまみ、
砂状のそれをさらに細かくすりつぶしながらボウルの中へ落とす。
さらさらさら。
・・・
・・・
赤ちゃんメダカに動きはない。
それぞれ好きに泳いだり、止まったり、集まったりしていて(カワイイ)、
そこにエサがあるということなどまったく気づいていない様子だ。
ちょっと時間をあげようと思い、
大人メダカ(普通のメダカだけど)のプラケにも
エサ(テトラ社製『メダカのえさ』フレーク状)をやる。
ぱらぱらり。
こちらは今朝エサをやるのを忘れていたのもあり、
おなかがすいていたようで、瞬く間に水面がキレイになっていく。
大人たちがエサを食べている間に、そうっとプラケをのぞく。
採り損ねたタマゴからたまに稚魚が孵っていて、
水面をへろへろ泳いでいたりするからだ。
そのままにしておくと、
親たちが食べてしまう危険があるため、
見つけ次第救出してやる必要があるのだ。
(うちはあまりエサを与えていなくてたぶん常に空腹だと思われるため)
・・・
よし、大丈夫。
・・・
ふたたび移動。
赤ちゃんメダカのボウルをのぞく。
あれ?
やっぱり食べてないねぇ。
稚魚たちは相変わらず、
好き勝手に泳いだり、止まったり、集まったりしているようだ。
エサは水面に、さらさらとした状態のまま浮かんでいる。
そっか。
まだ早いか。
エサはもうちょっと、待ったほうが良さそうだ。
・・・
さてと。このエサをどうしましょうかね。
これをこのまま放っておくと、
あっというまに水質が悪くなってしまうので、
水質が悪いということは、
赤ちゃんにとって致命的なので、
出来れば取り除いておきたい。
計量カップで、水面をなでるようにエサをすくっていく。
さらさらさら。
・・・
よし、もう大丈夫。
減った分だけ置き水を追加。
ちゃんと数えてはないけど、どうやら今8匹は確実にいるようだ。
このまま健康に育ってくれたらいいんだけど。
勉強するに、稚魚のエサやりというのは、
それをエサだと認識してくれるかどうかに掛かっているらしい。
とりあえずこれからは毎晩、様子見のためにもエサをあげていきたい。
まだまだ糸くずみたいな赤ちゃんメダカだけど、
どんどん大きくなるといいな。