q-BOOK

内容は、ないよう。

雪!

きはらんが『qすごいぞ!降りて来い!』というので、
マフラーをぐるぐる巻いてコートを着て下に降りた。
玄関のドアを開けると、そこにはいつもとは全然違う景色が広がっていた。
視界一面真っ白!
雪が、吹雪いているのだ。
ちょっと近くまでドライブしよう、というので、
思わずきゃーきゃー言いながら車に乗り込んだんだけど、
もうかなり路面に雪が積もっているので、
さすがに危険かもというのでそれはあきらめて、
(この辺がもう二人とも若くない感じ)、
アパートとはちょっと離れている駐車場まで車を停めに行った。
すごいね、と言いながら車の外に出る。
チョコ色のコートが、みるみる白く染まっていく。
キュ、キュ、と、歩くたびにクラークスの靴底が雪を踏みしめる。
すごい!ほんとにすごい!真っ白だ!
吹雪の中を歩くという経験は初めてなので、
わしゃわしゃと笑いが止まらなかった。
夜なのに、明るい。不思議。
4階まで階段を昇り、そこから下を眺める。
吹雪もおさまったようで、すごくキレイな景色。
パチンコ屋さんの広い駐車場が、スケート場のようだった。
『銀世界』って、こういうことなの?
スケート場もゲレンデも行ったことないけどきっと、
あんな感じなんだろうな。
明日は積もるかな。