ふと

最近ふと我に返ると、
自分の周りには実はいろんな問題が積まれているということに気づくことが多い。
しっぽを、つ、と捉まえてみると、
ずるずるとそれこそ芋蔓のように問題が次々顔を出す。
大丈夫、と思っていても実はそうでもなかったり。
知らないうちに、自分が自分で蓋をしていたり。
うんうんと足らない頭で考えていると、
突然思考が止まって大声で泣き出したくなったりもする。
元々私は、そんなに悩みこむタイプではない。
のほほんと暮らしていれば、いつのまにかモヤモヤは消えるものとずっと信じていた。
消えていったはずだった私の悩みは、知らないうちにずるずると全部がつながって、
私が気づくまでずっと息をひそめて待っていたのだ。
もう知らない顔は出来ない。
少しずつでも、長い時間が掛かっても、
自分自身で解決して行かなければならないことなのだろう。

ザ・ウェイ・オブ・ザ・ヴァセリンズ:コンプリート・ヒストリー