q-BOOK

内容は、ないよう。

ゴン・スケコの憂鬱

ゴンはうちの中でいちばん偉いので、たくさんの名前を持っています。
・・・
今日は爪切りをしてあげました。
今までの爪切りは、
猫つかみで口の横のあくびツボを刺激しつつ騙しつつだったけど、
最近暴れんぼうに拍車がかかっていて、簡単には切らせてくれなくなったので、
今日は人に聞いた方法を試してみました。
その方法とは、
・・・
おなかにバイト(おやつ、うちではラックス)を少量塗りつけ、
それに気を取られて舐めている隙に、さささっ、ぷちん、と爪を切る。
・・・
という、なんとも間の抜けたやり方です。
そんなんで切らせてくれるんかいな、と疑いつつもゴンのおなかにラックスを塗る。
すると。
・・・
くんくん(なんだこりゃ?)・・ぺろり(ん?食えるのか?!)。
ぺろぺろぺろぺろぺろ・・・(うまい、うまいぞ!)
・・・
ゴン太くん、すっかり罠にはまっています。
脚を持っても、ぺろぺろぺろ。
爪を切っても、ぺろぺろぺろ。
フェレットの体が柔らかくて良かった。
・・・
かくして爪はすっきりキレイに切れてしまいましたとさ。


でもひとつ問題があって、
そもそもラックスはおなかの毛玉を溶かす薬になるものなのに、
この方法だったら、
おなかの柔らかい毛を必要以上に飲み込んでしまうことになるんじゃないのかな。
爪切りのあとゴンをケージに戻すと、へくちっ、と思いっきりくしゃみをしていました。